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ChatGPT が先生になる時代

· 約7分
kendopanda

近況報告

ご無沙汰してます。この2か月くらい記事を書くモチベががくんと落ちて、コードを書いてはいたものの記事更新が滞っていました。定期的に更新できる人はすごいですね。ちょっとモチベが戻ってきたので、こっからまた記事を書いていきます。よろしくお願いします。

最近は小中学生向けの計算アプリを作ろうと日々奮闘しています。一応塾の先生でもあるので、子どもたちの学力が上がるものを作ってあげたい気持ちがやっぱりあります。特に理系科目は計算力が生命線になるので、計算を鍛えるサービスを作ろうと思います。

アプリ開発を支援してくれる ChatGPT

さて、このブログのタイトル通り、現時点で私はブログサイトの構築くらいならできるものの、自分一人でアプリ開発をした経験はまだない状態です。転職も考えるならポートフォリオとなるサービスを作る必要もあり、どちらにせよ技術を磨くためにも何かしらの使えるサービスを開発・運営する経験を積み重ねることが自分には求められていると感じてます。ですが、

アプリを作るのはわかるけど、何から取り掛かればいいかわからない……。

そんな方も少なくないはずです。本当は誰かに相談したい、でもそんな知り合いはいないし、かといってプログラミングスクールに行くのも不安がある。メンターを見つけるのも正直一苦労だ……。

そんなあなたにこそ、初期学習の段階ではChatGPTの力を借りてみることを提案します。私自身、ChatGPTをフル活用することで新しいことを勉強できているので、その有用性は身にしみて感じています。

ただし、ChatGPTが出力する内容は必ずしも正確とは限りません。時として誤った情報を出力することもありますし、ChatGPTが書いてくれたコードをそのまま貼り付けても十中八九エラーが出ます。つまり、ChatGPT の出力した内容を100%鵜呑みにはできないということは頭に入れておく必要があります。

では、そんなChatGPTがなぜ有用といえるのでしょうか?一言でいうと、方針を提示してもらうことで0→1のハードルが一気に下がるからだといえます。確かにChatGPTの出力は100%正しいとは言えませんが、それでも大きな方向性は正確であることが多いです。そこで、基本的な方針や考え方をChatGPTに出してもらい、エラーを吐いた箇所やChatGPTがフォローしていない最新技術については自分で調べて改良するというサイクルを繰り返すことで、知識や経験を積み重ねることができるのです。勉強のハードルは総じて「何をしていいかもわからない」一番初めの段階にあるケースが多いですが、学習初期のハードルを下げてくれることはそれだけで大きな価値といえますよね。

AIが学習の可能性を大幅に向上させる

今回はプログラミングに焦点を当ててChatGPTがもたらす好影響を評価しましたが、この流れは老若男女問わず学習のあり方を大きく変えるでしょう。特に大きな変化にさらされるのが、学校や塾といった子どもの教育に関わる領域です。AIと教育の関わりについては機会を見て追々論じていきたいと思いますが、少なくともAIが出てくる前の教育と、AIが普及した後の教育では、子どもたちに求められる力が大きく変化するはずです。そのあたりの変化を踏まえて教育指導要領の変更などもいずれ行われるのでしょうが、今は各個人が個々の学習に利活用することでChatGPTという新技術への理解を深めるフェーズなのだと思います。

(おまけ:YOASOBIのUNDEADを聞きながら記事を書いてました。軽快なリズムが心地いい曲で、キーボードを叩く手がリズミカルになってました(笑))